
いつの間にかシミができている
最近、シミが濃くなった気が・・・
シミは年齢とともにその姿を現しますが、一度できるとなかなか消すのは難しいですよね。
できてしまったシミは、なぜ出来てしまうのでしょうか?
出来てしまったシミは、どうやって消せばいいのでしょう?
目次
シミができてしまう原因
①紫外線

「紫外線はシミの原因」であることは、一般的にも知られていることですが、
紫外線には3種類あると言われています。
- 紫外線A・・・室内にいても入り込んでしまう「生活紫外線」とも言われているもの
- 紫外線B・・・外にいることで浴びる「レジャー紫外線」とも言われているもの
- 紫外線C・・・オゾン層までしか届かないもの
この中でも、シミの原因になるのは「紫外線B(生活紫外線)」と言われています。
紫外線Bを受けることで、メラノサイト(メラニンを作る細胞)が活性化し
メラニン(細胞を黒くする色素)が生成され、細胞が黒くなります。
その黒くなった細胞がターンオーバーで肌の表面に出てきた時に、
目に見えるシミとなって現れるのです。
「部屋の中にいるから、日焼け止めは塗らなくていいや」だと
シミができやすくなってしまうということですね。
②ホルモンバランスの乱れ

ホルモンバランスが乱れると、メラノサイトが活性化する原因になります。
原因としてあげられるのは、
- カフェイン(コーヒー、紅茶など)
- お菓子や揚げ物
- ストレス
- お酒
- 運動不足
- 睡眠不足
などなど、何気ない生活習慣の中でホルモンバランスが乱れる原因がたくさんあります。
これらの悪習慣は活性酸素が湧き、ダメージに弱い細胞(体)になってしまします。
ダメージに弱い細胞だと、紫外線やストレスなどの影響も受けやすく、
結果シミができやすくなってしまうというわけです。
さらに、妊娠中はシミができやすいと言われているのも、ホルモンバランスの乱れが原因です。
妊娠をきっかけにメラノサイトが活性化するため、シミになりやすいんですね。
③ニキビ・ニキビ跡

- ニキビができやすい
- なかなか治らない
- いつも跡が残ってしまう
という方はシミにも要注意です。
ニキビが起きると毛穴が炎症します。
なかなか治らなかったり、ひどい炎症のニキビはメラニンが大量発生し
ニキビ自体が治っても色素沈着が起こりシミになりやすいです。
「ニキビ跡=シミ」として残ってしまうということですね。
④日々のスキンケア

毎日のスキンケアの中で、知らないうちに肌を傷つけていませんか?
洗顔やクリームを塗る時に「肌を擦る」と、活性酸素が湧きます。
その活性酸素から細胞を守るためにメラニンが生成されるため
シミを作る原因、シミができやすい環境になります。
摩擦だけでなく、お肌自体が乾燥していると摩擦の影響を受けやすくなります。
たっぷり保湿をしてあげることが大切です。
できれば、お肌本来の力を引き出す天然保湿因子が入っているもので保湿しましょう!
シミ対策に「優しく洗顔&たっぷり保湿」は必須です!
⑤偏った食生活

写真の食事、どちらがバランスの良い食事だと思いますか?
実はこれ、どれも何かが足りないんです。
左はビタミンや食物繊維、右はたんぱく質が足りないのです。
肌に必要な栄養が足りないと、
- お肌の新陳代謝が悪くなる
- シミを防ぐ栄養素を補えない
といったことが起こってしまうのです。
シミの消し方は?
予防したかったけど、すでに遅し・・・
できてしまったシミを消したい!
という方にオススメのシミ消し方法を、おすすめ順にご紹介します。
①ピーリング

ピーリングには、古い角質を除去してターンオーバーを正常に戻すという役割があります。
ピーリングの種類には、
- レーザー
- ピーリング石鹸 or ジェル or ローション
- ケミカルピーリング
- ピーリング用美顔器
などがあります。
ピーリング方法は種類によって異なりますが、
値段も安くすぐに試せるのは、「塗る」タイプのもの
お肌のターンオーバー自体もしっかり改善したい場合は
「体内改善とスキンケアの見直し」がおすすめです。
②美白化粧品を使う

美白化粧品を選ぶポイントは、「メラニンコントロールができる」ということ。
メラニンコントロールとは、
メラノサイトの活性化を防ぎ、メラニンの生成と表面化を防ぐということです。
- PA, SPFが配合されている
- 古い角質をしっかりと除去してくれる
- 質の良い皮膚保護成分や整肌成分が配合されている
ものをなるべく選ぶことで、表面に出てきてしまったシミ対策と
シミ予備軍対策につながります。
③体内からシミ改善!

できてしまったシミ対策として、ビタミンCを摂りましょう。
ビタミンCはメラニン色素を除去する還元効果があるため
できてしまったシミを薄くしたり消したりする働きをしてくれます!
これは嬉しい!!
そのほかにも、
- ポリフェノール(特にイソフラボンなど)
- リコピン(トマト、スイカ、ピンクグレープフルーツ、人参など)
- ビタミンB群(卵、大豆、ニンニクなど)
も、肌を綺麗に保ったり、シミ対策が期待出来る栄養素です。
ちなみに、予防にはビタミンAが有効です。
です!ぜひ積極的に摂取してみてください!
シミを上手に隠すメイク術
シミ自体も消したいけど、1日2日で消えるものではありません。
せめてメイクでシミを隠したい!
なるべくナチュラルにシミをメイクで隠す方法をご紹介させていただきます。
シミ部分に使うコンシーラーの使い方

- 肌よりワントーン暗いコンシーラーを選ぶ
- 筆もしくは綿棒でシミ部分に少し大きめにコンシーラーを乗せる
- コンシーラーを乗せたシミ部分は触らずに、コンシーラーと肌の境目をぼかす
- 仕上げファンデーションでなじませる
シミを目立たなくするベース作り

ポイントは「立体感を出す」こと。
肌より明るめのコンシーラーを
- 目の下
- 額
- あご先
に塗りましょう。
立体感を出すことで、シミ部分に目が行きにくくなりますよ。
シミを消すには継続したケアが必要ですが、
シミ消しに必要なケアは、シミだけでなくお肌自体にも健康にも良いので
ぜひ試してみてくださいね!